Ableton LiveをモジュラーでコントロールするM4Lデバイス"CV4LIVE"!!
Ableton LIVE限定ですが、DAWのパラメーターをモジュラーで簡単にコントロールできる画期的なツールがリリースされました。それがSkinnerboxによるMAX4LIVEデバイスCV4LIVEです。フリーダウンロード!
こんなことができます。凄い!
このデバイスの威力がヒシヒシと伝わってきますね。ビデオによると、それぞれの方法のやり方は次の通りです。
やり方はこんな感じです。
こんな感じで、モジュラーのCV、クロック、トリガーシグナルがLIVE内で使えるようになります。CVを使う場合には余分にオシレーターが一つ必要になりますが、今はコンパクトで安価なオシレーターもたくさんあります。またクロックやトリガーの使用は余分なモジュールも要らず、簡単ですね。
コンピューターとモジュラーを連動させる別の便利なツールとしては、Expert SleepersのSilent Wayというプラグインがあります。これは、プラグイン内でデザインしたCVや、DAWのテンポに同期したクロックをオーディオインターフェースから出力したり、同社のモジュールと組み合わせることで多チャンネルのゲートを出力したりすることもできます。 これに加えてこのM4Lデバイスの登場で、コンピュータとモジュラーのハイブリッドなスタイルがグッと進化する予感がします。
このM4Lデバイスは無料なので、まずは気軽に試してみましょう!Ableton Live 9.5以上に対応しています。
CV4LIVE
※これらの使用やインストールにおけるトラブル等は当店ではサポート対象外となります。ご了承ください。
こんなことができます。凄い!
- モジュラーで作ったCVで、Liveのパラメーターをコントロール
- モジュラーのクロックをマスターとしてLiveを同期させる
- モジュラーからのトリガーシグナルでLiveのクリップをローンチする
このデバイスの威力がヒシヒシと伝わってきますね。ビデオによると、それぞれの方法のやり方は次の通りです。
モジュラーで作ったCVで、Liveのパラメーターをコントロール
ビデオの最初のセクションではこの機能を紹介しています。Live、CVを作る為のモジュラー、入力のあるオーディオインターフェース以外に、スタンダードな波形の出るオシレーターモジュールを一つ用意するだけです(ビデオでは上の段左から2つめのSTOがそれに該当します)。オーディオインターフェースのインプットに使いたいCVを直接入力しても、うまくデジタル信号に変換できないことがあります。それを回避するために、使いたいCVでまずオシレーターのピッチをコントロールし、そのオシレーターの音を オーディオインターフェースに入力するところがポイントです。オシレーターモジュールを通じて一度CVをオーディオに翻訳してからコンピューターの中に送り込むわけですね!やり方はこんな感じです。
- LiveのオーディオトラックにCV4LIVEをロード
- そのオーディオトラックの"AUDIO FROM"でオーディオインターフェースの入力をモノとして選択し、その入力にオシレーターからの出力を"パッチング"します。
- オーディオトラックのモニターを"IN"に切り替えると、CV4LIVEの"SCOPE"に、オシレーターのピッチに対応したシグナルが表示されます(ビデオ中1:05)。
- オシレーターのピッチを最大まで上げて、CV4LIVEのHighボタンを押します。(1:12)
- オシレーターのピッチを下げていき、"out of range!"と表示されるより少し上のピッチでCV4LIVEのLowボタンを押します。(1:20)
- 使いたいCV(ビデオではDoepferモジュールからのエンベロープ)をオシレーターの1V/Octジャックに入力(1:34)。オシレーターのピッチが、上で設定したHightとLowの間にある限り正常にCVを読み取ることができます。
- CV4LIVE上の"MAP"をクリックし、次にCVでコントロールしたいLIVEのラックデバイスのマクロコントロールノブをクリック。(1:59)これで選択したマクロコントロールがCVで動くようになります。
モジュラーのクロックをマスターとしてLiveを同期させる
こちらは上のCVの使用より簡単です。- LiveのオーディオトラックにCLOCK4LIVEをロード
- そのオーディオトラックの"AUDIO FROM"でオーディオインターフェースの入力をステレオとして選択し、その左チャンネルに対応する入力に使いたいクロックシグナルを"パッチング"します。
- オーディオトラックのモニターを"IN"に切り替えます
- CLOCK4LIVE上で"Ext Clock On"に切り替えます(2:54)
モジュラーからのトリガーシグナルでLiveのクリップをローンチする
これは上のCLOCK4LIVEの右チャンネルを利用します。CLOCK4LIVEを複数立ち上げて何個もトリガーを使用することもできます。- LIVEのグローバルクオンタイズは"NONE"に設定しておきます
- 上のCLOCK4LIVEの"MAP"をクリックし、次にトリガーしたいオーディオクリップまたはMIDIクリップをクリック(3:37)
- CLOCK4LIVEの右チャンネルに対応するオーディオインターフェース入力に、使いたいトリガーシグナルをパッチングします。(3:44)
こんな感じで、モジュラーのCV、クロック、トリガーシグナルがLIVE内で使えるようになります。CVを使う場合には余分にオシレーターが一つ必要になりますが、今はコンパクトで安価なオシレーターもたくさんあります。またクロックやトリガーの使用は余分なモジュールも要らず、簡単ですね。
コンピューターとモジュラーを連動させる別の便利なツールとしては、Expert SleepersのSilent Wayというプラグインがあります。これは、プラグイン内でデザインしたCVや、DAWのテンポに同期したクロックをオーディオインターフェースから出力したり、同社のモジュールと組み合わせることで多チャンネルのゲートを出力したりすることもできます。 これに加えてこのM4Lデバイスの登場で、コンピュータとモジュラーのハイブリッドなスタイルがグッと進化する予感がします。
このM4Lデバイスは無料なので、まずは気軽に試してみましょう!Ableton Live 9.5以上に対応しています。
CV4LIVE
※これらの使用やインストールにおけるトラブル等は当店ではサポート対象外となります。ご了承ください。
Ableton LiveをモジュラーでコントロールするM4Lデバイス"CV4LIVE"!!
Reviewed by Clockface
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